[Vivo X Foldレビュー]完成度は高いけど日常使いとしての欠点もあり?



こんばんわ、名無しです。

Vivo X Foldを購入して気がつけば1ヶ月、ほぼ毎日使ってみました。

スマホの詳細な情報は色んな方が記事にしてくださっているため、この記事では私が使ってみてどうだったかを率直に書いていこうと思います。

結論

あまり参考にならないかもしれない情報はさておき、結論から書きます。

良かったところ
  • 折り目が目立たない
  • 折りたたんだ時の隙間がない
  • 画面内指紋認証が爆速
  • フォルダブルとしてはカメラが良い
  • Flexモードに対応
少し残念だったところ
  • 通知が弱い
  • ツインアプリにLINEが対応していない

あくまで私個人の意見です

ともかく、良いところはたくさんありますが私の用途としては活用しきるのが困難だと判断しました。

よって、手放すことを決意。

以降の内容は購入から手放すに至った経緯、手放した後の予定(ほぼ決定事項)となります。

購入

もう1ヶ月ほど前になりますが、2月中旬にVivo X Foldを購入。

3台体制の記事終盤でも触れたように、Z Foldからの乗り換えで検討していたのですが、ついに購入!という感じです。

この時はまだ問題に気づかず、スマホのスペックのみに惹かれて購入した記憶しかありません。

開封

届いた!

包装を剥がし、素体を曝け出しましょう。

圧巻ですね。

箱の素材ひとつにも拘りを感じます。

スマホを入れるだけの箱にしては工夫が見られますよね。

まさか引き出しをつけるとは…恐れ入りました。

付属品は珍しくACアダプターも。

  • ACアダプター
  • イヤホン
  • SIMピンと説明書
  • USB-Cケーブル
  • X Foldのカード

Xiaomi 12S Ultraの時もそうでしたが、今の中華スマホには最速で充電可能なACアダプターを入れるのが主流となっているのでしょうか。

Ankerのやつを使っているので別に不要と言えば不要ですが、あれば有難い場合もあるので一概に不要とは言い難いところ。

いよいよ本体です。

わかってはいましたが、Z Foldに比べかなりの重量感を感じます。

流石の300gオーバーは伊達じゃありません。

ちょっくらZ Fold3と比較してみましたが、こうしてみるとめちゃくちゃ大きさに差を感じるわけではありませんね。

スマホって開封している時がなんだかんだで一番楽しいって最近思ってます。

(その楽しさを感じるために新しいスマホを買っちゃう的な…)

起動から初期設定

起動後すぐにvivoの文字が。

噂程度にしか聞いていませんが、Origin OSは癖が強いとか何とか。

でもXiaomi(MIUI)と違いデフォで日本語が選択できるのは非常にありがたいです。

設定とか迷わずに済みますから。

Appleのみ英語表記じゃなくて「りんご」なのは少し笑えました。

作り込まれてるなぁ〜と感じながら初期設定も完了。

良いところ

そんなX Foldを1ヶ月ほど使用して思った良いところ。

折り目が目立たない

Z Foldも使用していたら気になるレベルにはならないほどの折り目でしたが、X Foldはそのさらに上を行きます。

ヒンジの構造が違うので当然といえば当然なのですが、実体験すると想像以上。

さすが水滴型ヒンジ(雫型ヒンジ?)ってところでしょうか。

以降は水滴型ヒンジと表記していきます。

折り畳むという構造上、いかに折り目が目立たないかは重要な要素の一つと言える気がします。

折りたたんだ時の隙間がない

これですね。

ピントが合ってなくて申し訳ないのですが、Z Foldと比較するとよくわかります。

隙間があると埃も侵入するしどうなんだろうか?って思う構造をX Foldでは解消してくれていました。

横から見た時の印象が綺麗に見えるので個人的に隙間はない方が好きです。

画面内指紋認証が爆速

YouTubeや色んなブログでも取り上げられていましたが、本当に早いです。

しかもメインディスプレイとカバーディスプレイの両方に対応しているなんて…本当に素晴らしいです。

側面のボタンに指紋認証があるZ Foldも良いのは良いんですが、その場合ディスプレイを2度タップするか電源ボタンを押して画面を一度点灯させる必要があるのが少し手間に感じます。

その点vivoは気にせず画面に指紋を押しつけるだけでロック解除できるので便利だと感じました。

フォルダブルにしてはカメラが良い

これ本当に折りたたみ?ってくらいカメラに拘りを感じました。

良きかなって感じですが、個人的に撮った写真の色味が好みじゃないので全く使っていません。

カメラはサッと撮りでiPhone 14 Pro、ちゃんと撮りたい時はXiaomi 12S Ultraを使っていますし…。

まぁ、使ってないとはいえフォルダブルという構造を考えた上ではカメラも頑張っていて良きだと思いました。

Flexモードに対応

この折りたたんだ状態で使えるという点。

以前まで使用していたZ Foldでは当たり前と呼べる機能もvivoできちんと対応していました。

スマホスタンドがなくても角度をつけて動画が見れるのって素晴らしいですよね。

開いた状態で見る方が良いという意見も出そうですが、開いた状態って結局上下の黒い余白が多くて6.7インチくらいのスマホ大画面と表示領域ってあまり変わらないんですよね〜…。

って考えると、別にFlexで動画見ても良きじゃないかって感じで多用しています。

とまぁ、こんな感じに総じて良いところたくさんなスマホだなって思いました。

少し残念なところ

今度は逆に残念だと感じたところ。

通知が弱い

一度は「通知問題解決したか!?」と思いましたが、ただの偶然でしたね。(結局次の日になったら通知届かない問題が発生しちゃいましたから…)

設定一つで解決できる問題ではなさそうです。

もしグローバル版が出ていたら違っていたのかもしれませんが、中国版のスマホは明らかに通知が弱々です。

Xiaomiも同様に弱いですから。

せめて通知さえまともに届いてくれたら問題なく使い続けたのに…。

そう思わせてくれるほどに通知が来ませんでした。

ツインアプリにLINEが対応していない

もう一つの問題はツインアプリに非対応だということ。

中華アプリであれば対応しているっぽいんですが、悲しいことにLINEは非対応。

一番使用するLINEが非対応…だと!?

私のLINEアカウントは無駄に多く

  1. 家族とその他用のアカウント
  2. 仕事用のアカウント
  3. VIP用のアカウント

の3種類あります。

iPhoneではLINEが一つしか作れないため、Androidでは複製できてくれないと困るのですよ。せっかくツインアプリって項目があるのに…ショックです。

以上のように、日常使いとしては非常にダメージが大きいデメリットを抱えておりました。メリットがZ Foldを凌駕していただけに残念なことです。

Galaxy Z Fold 3との比較

ここからは所持していたZ Fold3と簡単に比較していこうと思います。

外観

やっぱり折りたたんだ状態だと差が目立ちますね。

Z Fold5ではこの折り目がなくなることに期待。

横幅も結構な差があります。

文字入力とかのしやすさはこの時点でX Foldが優勢だと誰もが感じることでしょう。

カメラは大きな差がありますね。

まぁ、カメラはどちらでも使い機会ほとんどありませんけども…iPhoneとXiaomiがついているので…ねぇ?

ただ、地味にZ FoldよりX Foldが気に入っていた点がサイドのボタン。

ボタンというか、スライド?

iPhoneと同じようにマナーモードをON/OFFできるスライドがありました。画面を点灯させることなく切り替えられるので個人的に大好きだったりします。

よくポケット内で勝手に切り替わるなんて意見も目にするんですが、私は過去今まで一度もなったことがありませんのでお気に入りですの。

ディスプレイ

とはいえ、純粋に横幅が狭いということは縦に長いということ。

Twitterとかを見る際はZ Foldの方が情報量が多いです。

(文字の大きさはどちらもデフォルトで比較してた…はずです)

逆にブログなどを見てみるとX Foldのが情報量が多いですね。

…でも今記事書きながら思いましたが、使ってるアプリ違うのも関係していそうな。X FoldはChromeでZ FoldはSamsungブラウザですし。

まぁ、参考程度に…(~_~;)

大画面とした場合は再びZ Foldの情報量が多いです。

YouTubeもブログ然り。

この状態だったら動画画面の大きさってほぼ同じなんですよね。

関連動画の表示が少し多いか少ないかってだけで。

大画面にしたって差はありません。

Flexモードでは多少X Foldのが大きいですが、些細な差でしょう。

動画を見る際はどちらも同じくらいって感じでしたね。

漫画の場合も似たような感じでしょうか。

縦向き
横向き

好みの問題もありそうな気はしますが、私は読めたらなんでもいいのでどちらを使用しても気になりませんね。

ただし!

Kindleこそ普通の比較ができましたが、eBookjapanでは面白いことが起こりました。

どちらも縦画面なんですが、X Foldは縦でも両開き表示…やりますねぇ。

単ページを大きく見たい際はZ Foldしか勝たんって状況です。

これは意外と驚きました。

横にしたらKindle同様に大きな差はありません。

最低限使えるホーム画面にしてみましたが、vivoはメインとカバーのアプリ配列が反映されてしまうのが少し面倒でしたね。

どちらも独立してくれるZ Foldの方が私は好きです。

ゲームをするときの比較は…これも大きな差はありません。

フロントカメラ部は表示しないように配慮するX Foldとカメラを綺麗に隠そうとするZ Foldって感じです。

そのせいか、表示する大きさは差を感じませんでした。

ただ、SoCが違うためvivoの方が滑らかにプレイできました。

そもそもGalaxyはそんなんにゲーム向きじゃないような気もします。

S22 Ultra時代にも色んなゲームアプリをしましたが、結構かくついたりするんですよね…たまに起動してくれないゲームとかもありますし。

ゲームは結局のところ、最適化されているiOSしか勝たんですよ。iPhone最高。

Google Discover

個人的にこれが結構好きなんですよ。

実は毎晩寝る前と毎朝仕事前にチェックしていたりします。

ホーム画面から左にスワイプするだけで自分好みの記事が一覧になってくれるので助かってました。

じゃが、X Foldには対応していない様子。

ホーム画面長押ししてみると簡単にわかりますが、Z FoldはきちんとGoogle Discoverが表示されています。

設定やらなんやら色々と調べましたがX Foldには表示させる方法がないっぽいです。(あれば知りたい)

比較してみましたが、いよいよZ Fold5に期待するしかない状況ですかね。構造がX Foldに寄ってくれたらZ Foldなんて一気に評価上がりそうな気が…でもヒンジ的に防水対応が難しそうな…まぁ、頑張ってくださいSamsungさん、応援していますm(_ _)m

X Foldの用途

フォルダブルスマホの用途としては

  • 漫画
  • 動画

がメインになるんです、どうしても。

それはZ FoldであろうとX Foldであろうとも変わりません。折りたためるミニタブレットという立ち位置は不動です。

それに付随する形で仕事用のLINEだったりVIP用のLINEだったりが加わります。

メインスマホ1台でやり切るというのであれば、フォルダブルスマホ1台で全てが完結できそうな気もするんですが、Apple WatchやらApple製品の連携を考えるとiPhoneは絶対に手放せないと判断しましたので1台集約は現状あり得ません。

親ともよくFace Timeをすることから、フォルダブルはメインになり得ないって感じです。

その時が来るとすれば、AppleからフォルダブルのiPhoneが出る時くらいでしょうか。

本当ならもっと用途を増やしたいのですが、悲しきかなこれが現実。

漫画と動画のために二十万円…すげぇ趣味だよ、ガジェットって…。

スマホとしての欠点

用途的には問題ないと思えていたX Foldですが、考えれば考えるほどに立ち位置が弱いことに気が付き始めます。

一つ目に通知

LINEをする上で欠かせない通知。これが届かないのは大問題と言えます。

つまり、日常使いが非常に不便だという点。

二つ目にカメラ

折りたたみスマホでは頑張っているカメラだと言いましたが、Xiaomi 12S Ultraには敵いません。個人的な好みの問題で。

サッと撮りならiPhoneのがポケットから取り出しやすいですし、カメラとしてもイマイチ強みに欠けます。

こうなると、使用頻度はかなり落ちることになり開く・折り畳むという動作すらしなくなってしまいました。

売却の決意

満足することができなくなったスマホの末路は一つだけです。

売却

これにつきます。

本来ならXiaomiの持つカメラ機能Z Foldのもつ折りたたみ機能を併せ持ったX FoldとiPhoneの2台持ちという計画だったのですが、破綻しました。

通知来なさすぎ、カメラもパッとしない。

ですが、買わなかったら買わなかったでずっと迷い続けていたと思います。

それがたったの1ヶ月で解決できたというのであれば安いものです。

いや、決して安くはありませんが傷もないし使用期間も少ないのでリセール価格がそれなりのはず…って考えた場合安くつくんじゃないかなって。

これなら通知も届いてもう少しコンパクトだったZ Foldでよかったじゃんって説が自分の中で浮上し…その想像を止められるはずもなく…

売却後の予定

買っちゃいました、Z Fold4を!

3の買い戻しも考えたんですけど、当時Z Fold3を購入したのと同じくらいの価格までZ Fold4が落ちていたので即決しました。

S23 Ultraとも迷ったんですけど、Xiaomi 12S Ultraがいる限り大画面フラッグシップAndroidは購入する気になれません。

まだ手元にX Foldが残っているのでZ Fold4と比較する記事も作ってみようとは思ったのですが、Z Fold3から正当進化したFold4が満足しないはずがない。

ので、あえて比較はせずX Foldは売りに出そうと思います。

細かな進化があったとはいえ、基本Z Fold3とX Foldの比較と大差なさそうですし。

せめてX Foldの最後はZ Fold4と同価格くらいで売れることを祈ります。

結局Galaxyへ

思えば結局Galaxyへ戻ることとなりました。

S22 Ultraから始まり、Z Fold3へと機種変したとはいえGalaxy歴はたったの1年くらいしかありません。

それでもGalaxyのOneUIとか折りたたみのくせに防水対応してるとか、Galaxyの拘りに惹かれているんですよね。1周回って戻ってしまう的な。

噂ではGalaxy Z Fold5には水滴型ヒンジが適用されるだのSペンが内蔵されるだされないだの面白い噂が飛び交っています。

発表は8月か9月、発売は9月か10月って感じなのでしょう。

非常に楽しみですね。

国内版のGalaxyもロゴがSamsungに変わったことで国内SIMフリー版が期待される未来もあり得そうですが、価格やアプデ頻度と要相談って感じで簡単に手は出せなさそうな予感も…

などなど、色々と考えて楽しみながら次を待とうと思います。

これからも

  • iPhone Proシリーズ
  • Galaxy Z Foldシリーズ
  • Xiaomi Ultraシリーズ

を買い続けようと思います。

ではでは、長々とお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

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