社会人ゲーマーと名乗る私にとってゲームとは何か?ここ数年で改めて思ったこと



こんばんわ、名無しです。

学生時代からゲームを好み、さまざまなジャンルを遊んできました。

ゲームによりフレンドが増えて楽しみも広がる一方。

私はずっとゲームをして生きていくんだと信じ続けていました。

そんな時に思うのが

「社会人になるとゲームする時間がなくなる」

というセリフ。

社会人歴は8年目(そろそろ9年目)になりますが、私は直近までそんなことを微塵も思ったことがありません。

職種や家庭の事情等でも変わってくるので一概には言えませんが、よほどブラックでない限りは時間がなくなるなんて頻発しないと思っています。

なのに、私は最近全くゲームをできていません。

年度末の忙しさも影響していますが、それを度外視してもゲームに割く時間は減る一方です。

このような状況でも平気な今の私にとってゲームとは?をゲーム時間等も込みで考えてみることにしました。

たまにはゲーマーらしい記事を書いてみたいという欲に従って。

本記事はあくまで私の主観で書き殴った、ただの感想記事です。
暇つぶし程度に流し読みするくらいがちょうど良い内容となっております。

目次

よく遊ぶ(遊んでいた?)ゲーム

  • APEX
  • 原神
  • スマブラSP
  • テトリス
  • オーバーウォッチ2(週一)

上記がなんだかんだで続けているゲームたち。

正直、中には惰性で続けているゲームもあります。

空いた時間を見つけてはゲームを(もしくはPCを)起動する日が何日も続いていました。

FPSや対戦ゲームは勝利という麻薬があるから結果的に長続きしてしまうんです。再び勝利を求めてゲームをしてしまう的なアレです。

何か目標を決めたらその目標を達成するまで頑張るとか。

まぁ続ける理由は色々ありますが、結果的に上記のゲームが続いていました。

惰性って怖いね。

ゲームに割く時間

先に挙げたゲームに割く時間ですが、ざっくりこんな感じです。

ゲーム時間配分
  • APEX:デイリー終わらせる(週末はウィークリーも消化する)
  • 原神:デイリー消化
  • スマブラSP:好きなキャラで2戦くらい
  • テトリス:2マッチ
  • オーバーウォッチ2:土曜限定で4〜5時間

改めて自分のゲーム時間を可視化すると結構な時間をゲームに割いていましたね。

一番時間がかかるのはAPEXでしょう。

「バトルパスを購入しているから頑張ろう」

この考えがAPEXを続ける唯一の理由と言えます。

昔はフレンドに追いつきたい一心で頑張っていましたが、フレンドと疎遠になるってことはそのゲームに対する熱意もなくなるということ。

熱意に関しては後述しますので割愛。

ともかく、時間にすると1日1時間以上はゲームしています。

どれだけ仕事が忙しくなり、帰りが遅くなろうともね。

体壊すか心配になるレベルです。

まだ20代に居座っているのでぎりぎり大丈夫なのかもしれませんが、今のゲーム漬けな生活を30代になって続けて体が平気なのか…検討もつきません。

以上のように、割と生活の大部分をゲームに割いていました。

心境の変化

1日1時間以上はゲームしていた私の心境に、変化が訪れました。

これだけゲームを愛してやまなかった私が。

きっかけは「仕事」です。

社会人になって最初にぶち当たる壁とでも言いましょうか。

仕事内容は数年前に一度記事化したとおり公務員らしく事務作業がメインです。

地味に8年続けている仕事ですが、異動が3年〜5年のサイクルで行われるため忙しさも異動先によってバラバラです。

しかし。

年度末はどこもかしくも忙しい。

配信はおろかゲームすらする気力がなるなるレベルです。

実家にいた頃は家事全般を母がしてくれていたということもあり、まだゲームに熱意を注げる時間が確保できていました。

そんな余裕も、一人暮らしを始めて約2年が経過した今は面白いくらいありません。

というか、次第に私はこう考えるようになりました。

「私は今、何のためにゲームを?」

娯楽のためと簡単に終わらすこともできますが、疑問が明確に芽生えだしてからは、ありとあらゆる考えが変わっていくのを実感しました。

×時間がなくなる ◯優先順位が下がる

社会人はゲームする時間がなくなる

よく聞く言葉です。

ゲーマーが社会人になったらまず発言されるであろう言葉No.1と言っても過言ではないかもしれません。

かくいう私も時間がなくなっていると感じていましたが、正確にはなくなっているわけではないということに最近気がついたのです。

たまーに上げるこの倒立練習の動画。

実は超回復なんぞ全く気にせず、土曜日を除く日は毎日練習しています。

ぶっちゃけますとゲームしている時間より楽しい。

更にいうならここ数ヶ月の時間配分は明らかにトレーニング時間の方が多いです。

つまり!

優先順位がゲーム<トレーニングへ変わったんです。

長らく楽しんできたゲームの優先順位がトレーニング以下になったというだけの話。

時間がなくなったんではなく、ゲームする時間より優先させたい事が見つかっただけのこと。トレーニングをやめたら当然ゲームする時間は増えます。

管理が上手な人はトレーニングしながらでもゲーム時間を確保するのでしょうが、私にはそんな器用な真似できませんでした。

何かを得るということは、何かを捨てるってこと。

世の中の社会人ゲーマーの多くは、ゲーム時間がなくなったのではなく他に優先してやりたいことややるべきことが見つかっただけなのでは、と思うように。

ゲームに対する熱意

前述したように、ゲームの優先順位が低くなったということは、昔あてていた熱量も比例してなくなります。

抗いようのない事実です。

いくらゲームが上手になろうと、明確な目的を持たない向上心はいずれ折れます。

例を挙げると、APEXのランク。

ソロマスターを目指して駆け抜けていた日々も今となっては懐かしい。

負けてストレスが溜まり、勝っては解消される。

それを繰り返している最中に、一度フレンドとも衝突?しました。

衝突と言うほど大事ではありませんが、少し話し合いをしました。

そんな時に一度フレンドと話し合った内容が今でも印象に残っています。

記憶が正しいか不安ですが、こう言われましたと思います。

「◯◯さんは何がしたいの?どうしたいの?」

答えは明確なはず。

「ソロマスターになりたい」

簡単なワードです。答えが決まっているならサラッと言えば良かったのでしょう。

…でも私は何も言えなかったんです。

可笑しな話でしょう?

明確な目的を持っていたはずなのに、私はそれを相手に伝えることができなかったんです。

なんででしょうね。

思い返しても理由がわかりません。

ただ、改めて問われて気がついてしまったのかもしれません。

大した熱量を持ってないまま挙げた目標なんて脆すぎるってことに。

公言したところで、達成する努力も知恵もない。

少し先の未来を勝手に想像して、自分の熱意じゃ到達できないと思ってしまったのでしょうか。それとも、今の実力で既に満足していたのか。

ともあれ、以降いろんな考えが増えていきゲームに対する熱意は明らかに減少していきました。

ゲーム本来の目的

そもそも!

ゲームってなんのために開発されたのか?

ただの娯楽、人生に少し刺激を与えてくれる玩具だったはず。

それがe-sportsにまで発展し、プロゲーマーという職業やストリーマーという存在が現れ始めてからゲームの価値が一変しました。

ゲームで生活する

こんなことが可能になる現代社会は素晴らしいと思います。

ある意味「好きなことで稼ぐ」に分類されることです。

当時は夢物語に聞こえましたが、今はかなり浸透していますね。

多くの方が配信をして、たくさん人目に触れる場所へ行き、色んな方がプロへ昇華しています。

私もそんな夢を諦めきれなかった人間の一人。

だから頑張っていたんです。

この頑張りが、努力が、誰かの目に留まってくれるなんて夢を見て。

全てが幻想でしたけどね。

結局私はどう努力しても凡の域を出る努力ができませんでした。

そこまでしてゲームで生きていこうと思えていなかったんです。

限界を突破する勇気がなかった。

この時点で、私にとってゲームはあくまで娯楽に過ぎないともっと早く悟るべきでした。

自分が楽しむため。

もしくは誰かと楽しむため。

本来、ゲームというのはそういう目的で作られているはずです。

映画や小説と同じで、それにアクション要素が盛り込まれているのがRPG。

少しストレスを発散するためにボコスカ殴り合うのが、撃ち合うのがアクションやFPS。

故にゲームは一人で、もしくは誰かと楽しむためのツールだということ。

少なくとも、私にとってのゲームはこういう存在なんだと認めるべきでした。

デイリーという呪いからの解放

長々と語りましたが、これが最後。

  • デイリーミッション
  • デイリークエスト

言い方は多種あると思いますが、要は1日に定められたタスクですね。

ソシャゲであれば石がもらえる。

APEXで例えるとバトルパスを上げるために必要な星がもらえる。

やっていて損はないと思わせる呪いです。

別にこんなのやらなくたっていいんですよ、本来。

と言いながら、毎日やっている自分がいました。

本当に呪いと呼ぶにふさわしい。

この呪いを解くには、デイリーなぞ不要と割り切るしかありません。

今の今まで続けてきたデイリーを止めることに、最初はかなり抵抗がありました。

「今までの努力が…」

なーんて思いもしました。

でも、この努力は果たして何に生まれ変わる?

筋トレの努力は着実に倒立へ近づいている。

じゃあゲームのデイリーは?

デイリーをこなしているだけで、何か理想に近づいたのか?

答えはNo。

惰性で続けるデイリーは、何もしないよりマシかもしれませんが、意味を持たないデイリー消化はあくまで現状維持でしかありません。

心の底から上を目指していないなら惰性で続ることほど無意味なことはありません。

何度も自分に言い聞かせて、スパッとデイリーをやめてみました。

…するとどうでしょう。

この解放感…ずーっと何かに縛られて生きてきた状態から解き放たれたような清々しさ。

次第に私はありとあらゆるデイリーをやめ、今の生活がどうすればもっと快適になるのかを追求するようになりました。

その一歩が、最近書いた記事になります。

なんでもかんでもこの記事に繋げている感じはしますが、事実なので繋げておきます。

普段何気なく続けていたデイリーをやめたら、視界が広くなった。

ただそれだけのお話です。

今後のゲームライフ

改めて自分に問いましょう。

「私にとってゲームとは?」

娯楽の一つであり、余暇を楽しむもの。

または、誰かと一緒に過ごす時間を楽しむためのもの。

ほんの1〜2年前までは夜通しでゲームすることもザラだったのに、よくこんな考えに至ったものです。

APEXはもう誰かと遊ぶ時以外、滅多に起動しないでしょう。

原神も時間が確保できればストーリーを楽しむと思いますが、好んでデイリーを消化したりしないと思います。

スマブラは楽しいから空いた時間に少し遊ぶと思います。

テトリスもスマブラ同様。

オーバーウォッチは現在、週一で話すフレンドとの交流ゲームと化しているので予定どおり週一で遊ぶことになるでしょう。

そのためだけにオーバーウォッチをインストールしましたから。

要は、楽しさを見出せないゲームは一旦離れる。

Steamにも積まれたRPGがあることを考えると、そういうのを消化していく方が楽しいかもしれません。

やりたいゲームがあれば、の話ですが。

遊びたい

心からそう思えるゲームを遊んでいく。

これが今後のゲームライフで決めたことです。

以降はそんな感じで生きていこうと思います。